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東京都文京区のクリニック開業事情

文京区内にあるクリニック件数について、施設の種別ごとにまとめた表です。もっとも施設が多いのは一般診療所で、その次に内科系診療所が続きます。これら2種類は、それぞれ3桁台と群を抜いて多いです。それ以外の施設の件数は、2桁代あるいは1桁となっています。

種別ごとのクリニック件数の表の下にあるのが、人口10万人あたりの件数についてまとめた表です。東京都の平均と比較できるようになっています。診療科のなかでは、文京区の人口10万人あたりの件数が19.58となっている小児科系診療所のみ、東京都の平均である20.07を下回っています。ほかの診療科については、文京区の件数が上回っています。

文京区の施設数

一般診療所 298 内科系診療所 198
外科系診療所 76 小児科系診療所 47
産婦人科系診療所 17 皮膚科系診療所 59
眼科系診療所 25 耳鼻咽喉科系診療所 16
精神科系診療所 37 病院 9
参照元:JMAP 日本医師会|東京都 文京区(https://jmap.jp/cities/detail/city/13105

人口10万人あたりの施設数

一般診療所 文京区 124.13
東京都 97.89
内科系診療所 文京区 82.48
東京都 62.57
外科系診療所 文京区 31.66
東京都 27.16
小児科系診療所 文京区 19.58
東京都 20.07
産婦人科系診療所 文京区 7.08
東京都 6.52
皮膚科系診療所 文京区 24.58
東京都 23.27
眼科系診療所 文京区 10.41
東京都 9.19
耳鼻咽喉科系診療所 文京区 6.66
東京都 6.49
精神科系診療所 文京区 15.41
東京都 10.39
病院 文京区 3.75
東京都 4.54
参照元:JMAP 日本医師会|東京都 文京区(https://jmap.jp/cities/detail/city/13105

東京都文京区の人口推移

次に確認していただきたいのが、文京区の人口推移です。令和2年から3年にかけては377人、そして令和3年から4年にかけては273人、それぞれ人口が減少しています。その逆に、令和4年から5年にかけては3237人、そして令和5年から6年にかけては2039人ずつの人口増加がみられます。

令和3年
(2021年)
総人口 123,472
総人口の増減
(前年比)
-377
令和4年
(2022年)
総人口 123,199
総人口の増減
(前年比)
-273
令和5年
(2023年)
総人口 126,436
総人口の増減
(前年比)
3,237
令和6年
(2024年)
総人口 128,475
総人口の増減
(前年比)
2,039
参照元:文京区HP|文 京 の 統 計 令 和 5 年(https://www.city.bunkyo.lg.jp/documents/6030/56_bunkyonotoukei.pdf

文京区でクリニックを開業するための準備

医師・歯科医師の場合

必要な書類(個人による診療所あるいは歯科診療所の場合)

開設届は、クリニックの開設後、10日以内に提出する必要があります。書類や構造設備などに関する相談を事前にしておくことで、手続きをスムーズに進めやすくなります。また、いずれの書類も2部ずつ用意するのを忘れないようにしましょう。

必要な書類(法人による診療所あるいは歯科診療所の場合)

開設許可申請を行う場合は、あらかじめ相談をしておく必要があります。開設許可申請については、クリニックを開設する前に提出することが求められます。なお、書類はすべて2部ずつ用意してください。

参照元:文京区HP|個人による診療所(歯科診療所)開設届(https://www.city.bunkyo.lg.jp/b026/p002938.html
参照元:文京区HP|法人による診療所(歯科診療所)開設許可申請・開設届(https://www.city.bunkyo.lg.jp/b026/p002940.html

施術所関係(医師・歯科医師以外(法人))の場合

必要な書類

クリニックを開業するにあたって提出する書類について、確認しておきましょう。なお、開設届を作成する際には、文京区役所に前もって相談しておくことが大切です。書類がそれぞれ2部必要になることについても、忘れないよう留意しておいてください。

参照元:文京区HP|施術所の開設届(https://www.city.bunkyo.lg.jp/b026/p002942.html

クリニックの開業までの流れ

【1】クリニックの診療内容や規模などを含めた綿密な事業計画を策定します。
【2】開業地として、できるだけ目につきやすく、しかも通院しやすい場所を選定します。
【3】金融機関などから資金を調達します。建物のほかに、医療機器導入やスタッフ雇用など、かなりの資金が必要になります。
【4】賃貸契約などが完了したら、内装工事に移ります。
【5】医療機器の選定を行い、開業日に間に合うように導入するための手はずを整えます。
【6】医療法人の会計には特別なスキルが必要になるため、税理士・公認会計士・社労士などの選定も忘れずに行いましょう。
【7】業務をサポートしてくれる従業員を採用します。
【8】ホームページを作成するなどして、積極的な広告宣伝を行います。
【※】行政などへの届出も忘れずに済ませましょう。

文京区でクリニックを開業するなら

文京区では、令和に入って人口に減少傾向がみられましたが、ここ最近では、増加が続いています。また、東京都全体の平均と比較すると、小児科系の診療所件数が下回っているという特徴もあります。

開業に際しては、ニーズを把握するための事前のエリア調査が大切ですが、自分で行うには難しい場合もあるでしょう。そのようなときには、診療圏調査、そしてさらに運用サポートまでしてくれるような、クリニック開業のための支援会社に相談してみることをおすすめします。

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