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東京都武蔵野市のクリニック開業事情

武蔵野市でクリニック開業を検討する医師に向けて、クリニック数や人口推移予測などのデータをまとめています。

東京都武蔵野市のクリニックの特徴

まず東京都武蔵野市における2021年11月時点のクリニック数や、人口10万人あたりの割合と東京都全体との比較をみていきましょう。

武蔵野市のクリニック数
引用元:公益社団法人日本医師会「地域医療情報システム」https://jmap.jp/cities/detail/city/13203

クリニック数としては内科が特化して多い状況です。次いで外科も多くなっていますが、他は大体似た件数となっています。

10万人あたりの施設数は東京都全体の数字よりも比較的多い傾向です。特に顕著なのは下記の診療科目。

該当する診療科目の開業を考えている方は、ライバルが多くなってしまう可能性もあります。

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東京都武蔵野市の将来推計人口

武蔵野市で開業するにあたり、将来の推計人口予測もみておきましょう。下記は武蔵野市が2018年に公表している将来的な人口推移の予測です。赤は日本人のみ、青は外国人も含めた総人数です。

武蔵野市の将来予測(2048)
引用元:武蔵野市「武蔵野市の将来人口推計」【pdf】 http://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/331/shouraijinko2018.pdf

2048年まで人口が増加している状況です。ただし2035年や2045年より人口が減少する傾向にあります。日本全体で年々出生率が減少しているため、いつまでも人口が減らないというわけではない点に注意が必要です。

年齢別人口推移

全体の人口だけではなく、年齢ごとの変化もみてみましょう。下記も武蔵野市が2018年に公表した、2018年時点と2048年予測の人口年齢層別ピラミッドです。

武蔵野市の年齢別ピラミッド
武蔵野市の年齢別ピラミッド予測(2048)
引用元:武蔵野市「武蔵野市の将来人口推計」【pdf】 http://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/331/shouraijinko2018.pdf

2018年時点で中高年層は男女とも多かった状況が、2048年時点では全体的に平均化され、男女とも20歳以下が少なくなると予測されています。

また女性の85歳以上が特に多くなっているのも特徴的です。武蔵野市においては今後、後期高齢者の患者が安定する可能性が高まります。

東京都武蔵野市の将来的な需要予測

将来的に予測される武蔵野市の医療や介護は年々増加していくと考えられます。下記は日本医師会による2020の国勢調査にもとづいて作成した予測グラフです。

武蔵野市の医療介護需要予測
引用元:公益社団法人日本医師会「地域医療情報システム」 https://jmap.jp/cities/detail/city/13203

医療分野、介護分野どちらとも年々増加傾向です。武蔵野市だけではなく東京全体にも言えますが、医療に加えて介護需要の増加が予想されます。

年齢層としても後期高齢者の女性数が増加すると考えられているので、クリニックとしてだけではなく介護分野にも事業を伸ばせると経営が安定するでしょう。

法人化を目指している医師なら、まずはクリニックとして開業し、利益が安定したら徐々に介護施設も併設するといった戦略も考えられます。

ただし武蔵野市内でも細かい地域によって状況は異なるため、クリニックを開業するにあたっては商圏や立地も含めた適した場所を探すべきです。

開業をサポートしてくれるコンサルタント会社などに将来設計を踏まえて相談しましょう。

武蔵野市でクリニックを開業するための準備

開業に必要な許認可と要件

医療法人が法人名義で診療所を開設する際には、事前に診療所開設許可が必要となります。開設許可希望日の15日前(開庁日)までに、保健所へ「開設許可申請書」を提出してください。

さらに、許可を取得後には、実際の開設日から10日以内に「診療所開設届」を提出する必要があります。

開設許可申請の提出書類

開設届の提出書類

※エックス線装置を備え付けた場合、別途エックス線装備付届を設置後10日以内に届け出ること

クリニックの開業までの流れ

クリニックを開業するには、物件を決めて内装工事をするほかにも、さまざまな書類提出が必要です。開業日から逆算して、スケジュールを決め、早目に進行していくようにしましょう。

①診療圏の調査と物件の選定

診療所を経営していくには、どこに開業するかは重要なカギを握ります。診療科目やクリニックの規模を想定して、人口や競合数、立地、発展性において良い物件を探すために、診療圏調査を行いましょう。

特に物件候補の500m以内は入念に調査することをおすすめします。

調査に基づき、条件に合う物件を探して契約します。内装工事には約2ヶ月みておく必要があるため、契約は開業の4ヶ月前までには済ませておきましょう。

②内装工事

物件の賃貸契約が終わったら、設計業者を決めて内装工事を行います。申請に図面が必要になるため、業者に図面をもらっておきましょう。クリニックの規模やこだわりによって工事期間も変わりますが、工事後の届出のことを考えると、開業の2ヶ月前までには内装工事を終わらせておきます。

③開設手続き(保健所)やその他の書類提出

医療法によって、クリニック開設後10日以内に管轄の保健所へ「開設届」を提出することが定められています。

前述した通り、さまざまな書類が必要なので早目に準備をしましょう。

また、保健所の立入検査が入ることもあるため、内装工事が終わってから提出するのが一般的です。

クリニックの経営によっては、社会保険事務所、福祉事務所、労働基準監督署、地区医師会、都税事務所、税務署、ハローワーク、年金事務所、所轄消防署などに書類提出が必要になることがあります。

院長自らが記入から提出まで行う必要があることがほとんどです。

④保険医療機関指定申請(厚生局)

開設届を提出しただけでは、保険診療が行えません。保険診療を行うには、厚生局で「保険医療機関指定申請」を行います。

診療所としての開設届が受理されてからしか申請できない上に、申請は月に1度、受理までに約1ヶ月を要するので、開業に間に合うよう早目に取りかかってください。

クリニック開業の費用相場

東京でクリニック開業する場合にかかる費用は、約2,000〜3,000万円が相場です。このうち内装工事にかかるのが1,000〜2,500万円で、診療科目やクリニックの規模によって変わってきます。

以下のページでは、クリニック開業の費用相場の詳細を紹介しています。開業を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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