東京で開業を検討している方に向けて、物件の選択肢に含まれる医療オフィスの特徴や向いている医師を解説します。
医療オフィスとは主にビルにみられるタイプの医療物件で、一般的な企業も入っている建物に入居するクリニックです。物件を紹介される際にはオフィス併設タイプと呼ばれるケースもあります。
オフィスが入っていることもあり駅近くなど利便性の高い立地に設置される傾向があり、会社員の利用が多く見込める物件です。
オフィスビルに入居している会社の方しか利用できないわけではなく、一般的な患者も利用できます。近隣会社と合わせて最寄り駅を利用する方などが主なターゲットです。
医療オフィスに開業するにあたってのメリットとデメリットをご紹介します。
大きなメリットは会社員の利用が多く、ビル内の社員も訪れて収益が安定しやすい点です。
時間帯としては出勤前や退勤後が多く、症状は生活習慣病関連や慢性的な疾患を抱える方が割合として多くなります。
出勤退勤時に合わせて診療時間を調整すれば、他クリニックと差別化した宣伝を展開しやすいのも特徴です。
会社員が多いため、産業医として勤務していた方は過去の経験を活かせる診察が多くなります。
またクリニック開業とは別に嘱託産業医など非常勤の勤務もしたいと考えている方は、スキルが積める物件です。
土日祝日は休院日に設定しやすくなるため、平日勤務がよい方はメリットになります。
デメリットはオフィス街の立地が多いため、診療時間が幅広くなってしまいがちな点です。
朝の通勤時間や退勤時間に合わせるとなると、朝早くまたは夕方以降の診察を考えなければいけません。
もちろん診療時間の選択は自由ですが、クリニックの件数が多い東京では他よりも、利便性や専門性が高いなどの差別化ポイントがないと集患は難しくなります。
ただし下記の方法で対策は可能です。
このサイトでは、様々な物件でクリニック開業をサポートしてくれる会社をまとめています。
TOPページでは診療圏調査が無料のおすすめの会社3選を紹介していますので、ビジネスパートナーを選ぶ際の参考にしてください。
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【特徴別】東京の
クリニック開業を支援する会社3選
医療オフィスは下記の希望をもつ医師にぴったりです。
しかし、医療オフィスはいつでも物件が空いているとは限りません。
特に医療物件はクリニック開業専門のサポート会社でなければ情報が少ない傾向にあります。
将来的に開業を検討しつつもまだ現在の医療期間でしばらく勤務するという方も、早めにサポート会社へ相談して物件を探しておきましょう。
引用元:なの花東日本公式HP(https://www.msnw-kaigyou.jp/)
引用元:PHCメディコム公式HP(https://www.phchd.com/jp/phcmn)
引用元:アプト公式HP(https://www.iinkaigyo-navi.net/)
【3社の選定理由】
2022年3月17日時点「クリニック開業 東京」「医院開業 東京」とGoogle検索して表示された59社の中から、本格的な診療圏調査を無料で提供している会社の内、3社を以下の理由により選出。
なの花東日本(メディカルシステムネットワークグループ)…該当企業の中で唯一、開業のコンサルティング費用が無料で、自社でテナント(医療ビル・モール等)を企画開発している。
PHCメディコム…該当企業の中で、医院継承に対応し、最も多くの医療ITシステムを開発している。
アプト…該当企業の中で、23区、23区外(諸島部除く)戸建て物件の紹介数が最も多く、不動産仲介業や建築工事業を行っているため、自由度の高い物件を見つけることができる。